乾癬(かんせん)とは?
乾癬は、皮膚が赤く盛り上がり、その上に銀白色の細かい粉状の皮膚(鱗屑:りんせつ)が付着する慢性の皮膚疾患です。
かゆみを伴うこともあり、見た目が気になって受診される方も多くいます。

乾癬は人にうつる病気ではありません
乾癬は免疫や体質の異常によって起こる皮膚の変化で、他の人にうつることはありません。
手をつないだり、ハグしたり、日常生活で接触しても安全です。学校や職場でも、安心して過ごすことができます。
しかし、乾癬の症状は目立つため、本人も周囲も不安になりがちです。不潔なのではと誤解され、過度に洗うことで皮膚の状態がより悪化してしまう人もいます。
人付き合いを避けたり、気持ちがふさいだりする原因になることもあります。
正しい理解を持ってもらうことが、患者さんにとって大きな支えになります。
乾癬の原因
乾癬は、皮膚のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)が極端に早くなることで起こります。
本来、皮膚細胞は約1か月かけて表面に押し上げられ、やがて剥がれ落ちますが、乾癬ではこれが数日で起こってしまうため、赤い発疹や鱗屑が重なって見えます。
原因は完全には解明されていませんが、以下が発症や悪化のきっかけになると考えられています。
- 体質(遺伝的な要素)
- 免疫の異常反応
- ストレス
- 感染症やケガ
- 肥満・生活習慣
- アルコール、喫煙
乾癬の症状
- 赤い盛り上がり(紅斑)
- 銀白色の粉(鱗屑)
- かゆみ
- 乾燥・ひび割れ
- 頭皮のフケ様の落屑
- 関節の痛み(乾癬性関節炎の場合)
症状の強さは人によって大きく異なり、良くなったり悪化したりを繰り返すこともあります。
乾癬の治療について
乾癬は慢性的に続く皮膚疾患ですが、症状を抑えて良い状態を保つことを目標にします。適切な治療と生活ケアによって症状を大きく改善できます。
症状に応じてステロイド、ビタミンD3外用薬、保湿剤などの外用薬を適切に使用するほかに、光線治療を併用するなど多くの治療方法があります。まずは受診していただき、状態をきちんと知ったうえで相談して治療方法を選択していきましょう。
日常生活でも悪化を防ぐことができます
- 保湿をしっかり行う
- ストレスを溜めない
- 肥満の改善
- 過度な飲酒・喫煙を控える
- 刺激になる衣服や強い摩擦を避ける
- 風邪や感染症に注意
札幌市西区で乾癬の治療をお考えなら
白いあさがお皮膚科スキンケアクリニックへ
当院は毎日を心地よく過ごしていただくためにスキンケアを重視しています。
良い薬があっても、使い方を誤ると効果が出ません。
はじめて乾癬の治療を始めるという患者さんはもちろん、ご自身の薬の使い方に不安がある患者さんにも丁寧にお薬の使い方をご案内しています。
生活習慣に合わせ、ストレスなく続けられる治療を相談しながら選択しましょう。
どうぞお気軽にご来院ください。
